誰でも始められるガーデニング北欧風DIYのステップ

みなさんこんにちは、NIWA colorです。
近年流行している北欧風のお家やお庭。
おしゃれで異国の雰囲気を味わえるので、憧れる方も多いのではにでしょうか。
今回は、誰でも簡単に北欧風のお庭を作る方法をご紹介します。
これからお庭作りを始める方や、北欧風のお庭にDIYしたい方は
ぜひ参考にしてみてくださいね。

誰でも始められるガーデニング北欧風DIYのステップ

北欧風の庭は、ナチュラルでシンプルながらも、おしゃれな雰囲気が魅力です。
ここでは、誰でも始められるガーデニング北欧風DIYのステップをご紹介します。

①理想の庭のイメージを明確にする
まず、どんな庭にしたいのかを考えてみましょう。
リストを作成し、好みのスタイルや庭で楽しみたいことを具体的に書き出します。
例えば、
「花よりもグリーンを多くしたい」
「手入れの時間を短くしたい」
「シンボルツリーの木漏れ日の下でお茶を飲みたい」
など。
雑誌やネットで気に入った庭の写真を集めるのもおすすめです。

②庭のレイアウトを描く
次に、庭の広さや形を把握し、レイアウトを描いてみましょう。
植物や花壇、ベンチ、小道の配置を考え、全体のバランスを確認します。
寸法を実際に測って、スケッチを作成すると、
具体的なイメージが湧きやすくなります。

③基本的なガーデニング用品を揃える
スコップ、プランター、土、肥料など、基本的なガーデニング用品を揃えます。
初心者の方は、ホームセンターで必要なものを購入するか、
セットになっているものを選ぶと便利です。

④DIYアイテムを用意する
北欧風の庭には、木製のガーデン家具や飾りがよく似合います。
使わなくなった家具をリメイクしたり、
100均で購入したアイテムをペイントして雰囲気を出すのも楽しいですよ。
ガーデンワゴンやウッドフェンスなども取り入れてみましょう。

⑤植物を選び、植える
最後に、理想の庭に合う植物を選び、植え付けます。
北欧風の庭には、ラベンダーやローズマリー、ユーカリなどのハーブや、
シンプルで可愛らしい花がおすすめです。
植物の配置も考えながら、手入れしやすいように植えましょう。

これらのステップを踏めば、誰でも簡単に北欧風の庭づくりが楽しめます。
ガーデニングを通して、リラックスした時間を過ごしながら、理想の庭を作り上げていきましょう。

確認したい3つのポイント

庭づくりを始める前に、ぜひ確認しておきたい3つのポイントがあります。
このポイントを押さえることで、失敗を避け、理想のお庭を作るための基盤を作ることができます。

①理想のお庭のイメージをまとめる
まず、自分がどんな庭を作りたいのか、具体的にイメージをまとめることが重要です。
前述でもお伝えしたように、どのようなスタイルの庭が好みなのか、庭でどのような活動をしたいのか、
手入れにどのくらいの時間をかけられるのかを考え、リストにしておきましょう。
例えば、グリーンを多めにしたい、手入れが簡単な庭が良い、
シンボルツリーの下でお茶を楽しみたいなど、具体的な希望を書き出します。
このリストが、庭づくりの計画を進める上での指針になります。

②庭の方角を確認する
お庭の方角を確認しましょう。
庭の方角によって、日照時間や光の当たり方が異なるため、選ぶ植物やデザインの雰囲気も変わってきます。
例えば、東向きの庭は午前中に日が当たり、午後からは日陰になるため、半日陰の植物が適しています。
南向きの庭は日当たりが良く、植物が育ちやすい環境です。
西向きの庭は午後から強い日差しが当たるため、暑さに強い植物を選ぶのが良いでしょう。
北向きの庭は日当たりが少ないため、日陰を好む植物が適しています。
お庭の方角に合わせた植物選びをすることで、健康的な庭を作ることができます。

③庭土壌の状態を確認する
お庭づくりを始める前に、庭の土壌の状態を確認することも重要です。
まず、土壌の酸性度（pH）を測定することから始めましょう。
ホームセンターで手に入るpH試験紙や土壌テストキットを使って、土の酸性度を調べます。
酸性度が高い（pHが6以下）場合は、少量の石灰を混ぜて中和します。
逆にアルカリ性が強い（pHが7.5以上）場合は、ピートモスや腐葉土を加えて酸性度を調整しましょう。

次に、水はけの良さを確認します。
庭に小さな穴を掘り、水を注いでみてください。
水がすぐに浸透する場合は水はけが良好ですが、なかなか浸透しない場合は水はけが悪いです。
この場合、砂や堆肥を混ぜて水はけを改善します。

最後に、簡単な土壌改良を行います。土が固くなりやすい場合は、
堆肥や腐葉土を混ぜて柔らかくします。これにより、植物の根が広がりやすくなり、
健康に育ちます。土壌の状態を確認し、簡単な方法で改良することで、植物が健康に育つ環境を整えましょう。
これらの方法は手軽に実施できるので、ぜひ試してみてください。

砂利を使った北欧風お庭づくり

砂利を使った庭づくりは、手軽に雰囲気を変えられるだけでなく、メンテナンスも簡単でおすすめです。
砂利の色や形によって、庭の印象が大きく変わります。
ここでは、砂利を使った庭づくりのアイデアをいくつかご紹介します。

①砂利＋枕木でワクワクする小道を作る
枕木の間に砂利を敷いて小道を作ると、まるで海外の路地裏を散歩しているような、
ワクワクする空間が出来上がります。
枕木は、自然な風合いが魅力で、砂利と組み合わせることでナチュラルな雰囲気を演出できます。
小道の形や配置を工夫して、庭全体のデザインを考えてみましょう。

②砂利のカラーで遊び心を出す
砂利の色や形によって、庭の雰囲気が大きく変わります。
ブラウンの砂利は、バークのようにも見えておしゃれです。
白やグレーの砂利を使うと、清潔感のあるモダンな庭に仕上がります。
また、異なる色の砂利を組み合わせてパターンを作ると、庭にアクセントを加えることができます。
砂利の配置を工夫して、デザイン性の高い庭を目指しましょう。

④グランドカバープランツと組み合わせる
砂利を敷くだけでなく、グランドカバープランツを植えることで、より自然な雰囲気を演出できます。
例えば、イワダレソウやタイムなど、地面を覆う植物を砂利の間に植えると、砂利だけでは出せない豊かな表情が生まれます。
植物と砂利を組み合わせることで、ナチュラルで魅力的な庭を作りましょう。

⑤防草対策としての砂利
砂利は、雑草対策にも効果的です。
地面に防草シートを敷いて、その上に砂利を敷くことで、雑草の成長を抑えることができます。
また、防草シートを敷くことで、砂利が地面に沈み込むのを防ぎ、長期間きれいな状態を保つことができます。
メンテナンスの手間を減らしつつ、おしゃれな庭を維持することができます。

砂利を使った庭づくりは、DIYで手軽に実現できるのも魅力です。
必要な材料を揃えて、自分で敷き詰めることで、コストを抑えつつ、満足度の高い庭を作ることができます。
ホームセンターやネットショップで手軽に購入できる砂利を使って、思い通りの庭を作ってみましょう。

フェンスのある北欧風お庭づくり

出典：GreenSnap

フェンスは庭のデザインを引き立てるだけでなく、プライバシーを保護する重要な役割も果たします。
ここでは、フェンスを活用したお庭づくりのアイデアをいくつかご紹介します。

①ウッドフェンスでおしゃれな目隠し
隣の家との間にあるフェンスをおしゃれなウッドフェンスに取り替えると、庭の雰囲気が一気に変わります。
ウッドフェンスはナチュラルな素材感が魅力で、庭の自然な景観とよく調和します。
フェンスの下にハーブ類を植えたり、植物を這わせてグリーンカーテンのようにするのも素敵です。

②つる性植物を使った立体的なデザイン
フェンスに沿ってつる性の植物を植えると、平面だけでなく立体的にグリーンを楽しむことができます。
例えば、つるバラやクレマチスをフェンスに這わせると、華やかでエレガントな雰囲気になります。
つる性植物は、フェンスを自然な目隠しにするのにも適しています。

③DIYで個性的なフェンスを作る
フェンスはDIYで簡単に作ることもできます。
例えば、使わなくなった木材を利用してフェンスを作り、好きな色にペイントするだけで、オリジナルのフェンスが完成します。
DIYなら、自分の好みに合わせてデザインや色を自由に選べるので、個性的な庭づくりが楽しめます。

④フェンスを活用した収納スペース
フェンスにフックを取り付けて、ガーデンツールや鉢植えを吊るす収納スペースにするのも便利です。
フェンスを利用して、収納とデコレーションを兼ね備えた機能的なスペースを作ることができます。
また、フェンスの上に棚を取り付けて、植物やガーデンオーナメントをディスプレイするのも良いアイデアです。

⑤カラフルなフェンスで明るい庭に
フェンスをカラフルにペイントすると、庭全体が明るく楽しい雰囲気になります。
北欧風の庭には、白や淡いブルー、グリーンなどの爽やかな色がよく合います。
フェンスを彩ることで、庭にアクセントを加え、個性豊かな空間を作り出しましょう。

フェンスを活用した庭づくりは、プライバシーを守りながらおしゃれな空間を作るために重要です。
簡単に取り入れられるアイデアも多いので、ぜひ試してみてください。

タイルを使った北欧風お庭づくり

出典：GreenSnap

タイルを使った庭づくりは、洗練された北欧風な雰囲気を演出するのに最適です。
タイルは耐久性があり、お手入れも簡単なので、長く美しい庭を維持できます。
ここでは、タイルを使った庭づくりのアイデアをご紹介します。

①タイル張りの屋根付きテラスでティータイム
おしゃれな雰囲気たっぷりのタイル張りの屋根付きテラスは、
日差しや天気を気にせずにランチやティータイムを楽しむことができます。
基礎部分だけを業者に依頼し、タイル貼りは自分で行うことで、コストを抑えつつDIYの楽しみも味わえます。
また、屋根の代わりにオーニングやパラソルを使うと、さらに手軽に実現できます。

②奥行きを利用したタイルの小道
細長く日陰になりやすい庭の脇のスペースに、タイルとガーデンストーンを組み合わせた小道を作ると、
趣のある空間に変身します。
タイルの色味や素材を選ぶことで、庭全体の雰囲気を変えることができます。
小道をデザインする際には、タイルの配置やパターンを工夫して、
視覚的に楽しめるようにしましょう。

③モダンな雰囲気をつくるタイルマット
庭の飛び石や玄関のステップとしてタイルマットを使うと、モダンで洗練された雰囲気を演出できます。
タイルマットは簡単に敷くだけで使えるので、DIY初心者でも手軽に取り入れることができます。
また、季節や気分に合わせてタイルのデザインを変えると、庭の印象も変わります。

④タイルを使ったガーデンアクセント
タイルを使って花壇の縁取りをするなど、ガーデンアクセントとして活用するのも素敵です。
タイルの色やデザインを選んで、自分だけのオリジナル花壇を作りましょう。
タイルは耐久性があるため、長期間美しい状態を保つことができます。

⑤DIYで楽しむタイル貼り
タイル貼りは、DIYで楽しむことができる作業の一つです。
タイルのカットや接着方法を学びながら、自分の手で庭を美しく仕上げる喜びを味わえます。
インターネットやホームセンターで必要な材料を揃え、DIYの楽しさを満喫しましょう。

芝生を生かした北欧風お庭づくり

芝生を使った庭づくりは、ナチュラルで美しい空間を作るのにおすすめです。
青々とした芝生は、庭に広がりと立体感を与え、リラックスした雰囲気を演出します。
ここでは、芝生を生かした庭づくりのアイデアをご紹介します。

①植物の高低差を出した立体感のある庭
広い庭がある場合、芝生のまわりに花壇や低木を配置すると、高低差が生まれ立体感のある庭になります。
背の高い木や低木を組み合わせることで、視覚的に豊かな景色を作り出します。
芝生の上には、ガーデンテーブルやチェアを配置して、リラックススペースを作るのもおすすめです。

②グリーンがメインのナチュラルガーデン
グリーンをメインにしたナチュラルガーデンは、芝生の爽やかさと相まって、
リラックスした空間を提供します。
芝生の上にガーデンテーブルやチェアを配置して、庭仕事の合間に休憩できる場所を作りましょう。
植物の手入れを楽しみながら、育った植物を切って花瓶に生けるなど、庭づくりがさらに楽しくなります。

③レンガ×芝生でメリハリを出す
芝生とレンガを組み合わせると、庭にメリハリが生まれ、スッキリとした印象になります。
レンガを使って花壇の縁取りや小道を作ると、芝生とのコントラストが美しく、庭全体が引き締まります。
レンガはDIYで簡単に取り入れられるので、自分で配置を工夫しながら楽しみましょう。

④リアル人工芝を使った手軽な庭づくり
お手入れの手間を減らしたい場合は、リアル人工芝を使うのも一つの方法です。
人工芝は手入れが簡単で、芝生のような美しい緑を長期間保つことができます。
はさみやカッターで好みの大きさにカットできるので、DIY初心者でも手軽に取り入れられます。

⑤グランドカバープランツとの組み合わせ
芝生の間にグランドカバープランツを植えると、よりナチュラルで豊かな表情を演出できます。
例えば、タイムやイワダレソウなど、地面を覆う植物を芝生の間に植えると、雑草対策にもなり、メンテナンスが簡単です。
植物の配置を工夫して、魅力的な庭を作りましょう。

まとめ
今回は、誰でも簡単に北欧風のお庭を作る方法をご紹介しました。
まず、理想の庭のイメージを明確にし、レイアウトを描き、基本的なガーデニング用品とDIYアイテムを揃えましょう。
さらに、土壌の状態を確認し、必要に応じて改良します。
また、砂利やフェンス、タイルを使ったデザイン、芝生の活用など、具体的なアイデアも豊富にご紹介しました。
これらのステップを踏むことで、誰でも簡単におしゃれな北欧風のお庭を作ることができます。
ぜひ憧れの北欧風のお庭をDIYしてガーデニングを楽しみましょう。

【お庭の相談会&ガーデンツアー】
NIWA colorでは毎週土曜、ガーデンデザイナーが主催する「お庭の相談会」と実際に作られたデザインガーデンを歩いて回れる「ガーデンツアー」を開催しています。ぜひ新築の外構のイメージや、リガーデンの参考にしてください。